こんにちは、た(@ta_imakoko)です。
野菜づくりを少しずつではありますが始めています。いくつか野菜のタネを蒔いてみてある時ふと思ったのが
「水やりってどのタイミングでやればいいのかな」
ということでした。
野菜づくりの本を読むと、タネを蒔いた時や苗を植えた時に水をたっぷり与えるとは書いていましたが、そのあとの水やりについては詳しく書いていなかったんです。
ちょっと調べてみようかなと思い「畑の水やり」でインターネットで検索してみました。
すると畑は水やりしないほうが良いということが書かれた記事が目に入り、びっくりしました。
「え!水やりってやらないほうがいいの?」
これをきっかけに自然農という農法に興味を持つようになりました。
詳しく書いていきたいと思います!
水やりはしないほうがよい?
僕は野菜づくりには定期的に水やりが必要だと思っていました。
そして水やりをするにもどのタイミングが1番いいんだろうと悩んでいたんです。
気になったのでインターネットで調べてみると1つの記事が目に入りました。
こちらの記事は、体験農園の運営や生きてるプランターワークショップなどの活動をされている橋口創也さんという方が書かれた記事です。
「水やりをしない方がいいてどういうことだろう?」とすごく気になり、記事を読んでみました。
橋口さんの記事によると、水やりをしないほうが良い1番の理由は、野菜は水やりをすることで根を深く伸ばさなくなるからということでした。
水やりをすると土の表面だけが濡れるので土の表面にしか根を伸ばさず、また水やりをしないといけなくなるそうなんですね。
そして畑の雑草が水をやらなくても元気に育つのは、雨からの水分だけで発芽し立派に育っていることを意味するそうです。
考えてみると確かに畑には結構草が生えてきていますが、特に水やりをしたわけではありません。
雨だけの水分でも育つことができるんだなと気づきました。
ただし、苗を植える時は根っこが土に定着するまで水分がないと枯れるので、水をたっぷりやったほうが良いそうです。
橋口さんの記事はとってもおもしろいのでぜひ読んでいただきたいです。
また【小さな暮らしの畑屋さん】というサイトでブログも書かれています。
橋口さんのブログを読み、僕は自然農法という野菜の育て方があることを知り自然農法についてもっと知りたいと思うようになりました。
耕さない…?
自然農法を勉強してみたいと思い、本屋で自然農法について書かれた本を買ってみました。
まず自然農法では畑を耕さないと書かれていてびっくりしました。
「畑って30センチくらいまでしっかり耕すんじゃないの…?」
独学で野菜の育て方を勉強していた僕にはショックでした。
実際、野菜のタネを蒔く前には草がぼうぼうに生えていた畑を耕し、草もできるだけよせるようにしていたんですね。
本を読んで、畑は微生物や虫などの生物が土の中に増えて動き回ることで耕されていくことを初めて知りました。
畑を耕していると雑草の根っこは結構伸びているし、ミミズもよくみかけました。僕は土をフカフカにしてくれている彼らの邪魔をしていたのかな…と申し訳ない気持ちになりました。
ちなみに土を全くいじってはいけないということではなく、土の表面をならしたり、でこぼこを修正することはやりますし、それをやっても自然の力を取り戻した畑が壊れることはないそうです。
草、虫を敵としない
畑に生えている草、一般的に言う雑草は野菜づくりには邪魔になるんだろうと思い、草はできるだけよせていました。
自然農法では草、虫を敵視しません。
ただ草をのばしっぱなしということではなく、野菜が養分を奪われたり、草の日陰にならないように草刈りはします。
草は根こそぎ抜くのではなく根元で刈るようにし、その草は畝に寝かせることで保温や保湿になり、マルチと同じ効果をもたらすことができるそうなんです。そしてその草は土になってくれます。
虫も害虫とよんでしまいますが、虫がいることでその虫を捕食する生物がやってきて生物の多様化が進みます。
肥料…もやらない?
本には、畑にはその畑でできたもの以外は持ち込まないが原則と書かれています。
持ち込まないというのは、農薬、化成肥料のことです。
肥料は土作りが進んでいない土や、肥料分を多く必要とする野菜を作るときは米ぬかを畝の表面にまくことはあります。
僕は野菜づくりに農薬は使わないと決めていました。ただ土作りでは化成肥料を使っていたんですね。
土に野菜をつくる力がきちんとあれば、余計な肥料はいらないんだと気づきました。
まとめ
独学ですが、野菜づくりの勉強をして少しずつ畑作業を進めてきました。
ただ、自然農という生き方を知って畑や畑にいる草や虫たちへの考え方がガラッと変わりました。
漠然と野菜を育ててみたいという気持ちで進んできましたが、より自分のやりたいことが見えてきた気がします。
橋口さんの記事やブログを読んだり自然農について書かれた本を読んでいるうちに、僕はこういう生き方をしてみたいんじゃないかと思うようになりました。
直感と言えるのかわかりませんが、自然と共生するという言葉、考え方が僕がやりたいことに当てはまると感じました。
学びたいこと、やってみたいことが増えましたが楽しみながら進んでいきます。
今日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。