【本のレビュー】「やまと尼寺 精進日記」 何気ない日常が幸せ

何気ない日常が幸せ

僕はテレビはほとんど見ないのですが、毎月楽しみにしている番組があります。

 

やまと尼寺 精進日記

 

NHKのEテレで放送されている番組で、毎月最終日曜日(たまに変わります)の夜の6時から放送されています。

 

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

そもそもこの番組を知ったきっかけは、本屋でたまたま番組を紹介した本

やまと尼寺 精進日記を見つけたからなんです。

やまと尼寺 精進日記

 

基本的に本は電子書籍で購入しているのですが、本屋でこうしてたまたま見つけた本を読むのも楽しいんですよね。

やまと尼寺とは?

やまと尼寺って?」という方にご説明すると、

奈良県の桜井市に音羽山観音寺というお寺があり、そこには本の表紙に写っているご住職の後藤密榮さん、副住職の佐々木慈瞳さん、そしてお手伝いのまっちゃんの3人が暮らしています。

このお寺での四季を通じた日々の暮らしを本では紹介していて、番組でもその月の暮らしの様子が放送されています。

 

僕はお寺の生活というと「ストイックな生活」というイメージを想像していましたが、この本を見ると、いやーもう音羽山に行ってみたくなりました。

 

音羽山観音寺は、山の上にあるお寺みたいで、世間から離れた暮らしです。

 

なので基本的に、お寺の様子とまわりにある木や草花といったシンプルな風景。

 

でもこの3人が暮らしている様子はとても賑やかで楽しそうなんですよー。

 

何気ない日常の暮らしを大切にされているというのが本からも番組からもよく伝わってきます。

彩り豊かな精進料理

それに料理がとても美味しそうなんですよ!

 

精進料理ということでお肉などはないんですが、山菜やいただいた野菜を使った料理はイメージしていた精進料理とは違って彩り豊かで「贅沢!」の一言です。

 

僕が野菜や山菜などにもより興味を持ち始めたのはこの番組がきっかけですね。

 

ご住職はいろんな山菜、野草を知っていて、春にお寺の近くでお花見をする道中でも野草をみつけてはあっという間に7種類の野草を摘んでました。

僕からしたらどれが食べれるのかはさっぱりわかりません…。

 

そのとれたての野草をそのまま外で天ぷらにするんですよ!

 

屋外での天ぷら、しかもとれたての野草を揚げて食べる…。

贅沢ってこういうことを言うのではないでしょうか。

 

みなさん料理上手で研究熱心なので野菜や野草、木の実などを全て無駄なく使っているのがわかります。

 

例えばたけのこ

 

根元の部分は炊いても固いそうなのですが、ご住職はこのたけのこの根元の部分をすりおろしてたけのこ団子にしていました。

「固いから食べれないよね…」と捨ててしまうのではなく、「どうしたら食べられるか」という考え方、素材を無駄にしない工夫は大事ですね。

 

また、食べきれない食材を無駄にしない作業が保存食作り

 

空気が乾燥する冬には干し野菜・干し果物作りをされています。

 

干し果物の中には干しバナナ、干しキウイなども!

 

刻んだ野菜や果物を薪ストーブの近くで大量に干している様子も見られます。

 

これだけの量の野菜や果物を切るだけでも大変ですし、乾かさないといけないのでかなりの手間だと思います…。

 

無駄にしない丁寧に暮らしかたってこういうことかなと感じました。

お寺の庭

お寺の庭には四季を通じていろんな植物がいっぱいです。

ご住職が30年かけて手入れしてきた庭には花や植物が200以上あるそうです。

 

春は椿など鮮やかで、夏は葉っぱが伸びてみどりいっぱい。

秋は庭で秋の七草が揃います。冬に花を咲かせる木もあります。

 

花や植物あまり興味なかったんですが、年のせいもあるかもしれませんが身の回りの花や植物を見るようになりましたし「きれいだなー」て思えるようになりました。

 

 

本や番組をみて僕が感じるのは、特別ではない普通の暮らし、何気ない日常を丁寧に生きるだけで人生は豊かになっていくんだということでした。

 

そんな暮らしのヒントがたくさんあると思います。

 

今日はこのへんで、

お読みいただきありがとうございました。