こんにちは、ささたけです。
秋田も少しづつ暖かくなりまして、やりたいことリストにも入っていた畑をいよいよ始める時期になってきました。
関連記事→【【作るとやってみたくなる!】「やりたいことリスト」を作りました 】
僕は野菜づくり経験なしの超初心者です。
畑にはまだ雪があったため、雪解けまではまず野菜づくりの勉強をし基礎知識をつけて、必要な道具を揃えることにしました。
【NHK趣味の園芸 やさいの時間 藤田 智の 新・野菜づくり大全 (生活実用シリーズ NHK趣味の園芸/やさいの時間)】
野菜作りの勉強はこちらの本を参考にさせていただきました。
初心者の僕が見てもとてもわかりやすくおすすめの本です!
本で勉強したことを、整理もかねて(いつもすみません…)まとめました。
野菜作りの準備① 野菜作りに必要な道具をそろえる
野菜作りに必要な道具はいろいろありますが、始める上で僕が買った道具を紹介します。
道具をそろえるのは楽しいですね。
ただ最初に全部そろえようとするとなかなか大変なので、まずこれは必要だと思う道具を買いました。
揃えた道具は下記の通り。
- 【クワ】 畑を耕したり、畝を立てたりする
- 【スコップ】土を掘り起こしたりする、先のとがった剣スコがよい
- 【レーキ】 畑の土をならすのに便利
- 【移殖ゴテ】苗を植える穴を掘るときに使います。
- 【メジャー】畝の幅や株と株の距離(株間)を測るのに使います
- 【ジョウロ】水やりに使います
- 【ひも】 麻ひもとポリプロピレン(PP)の2種類あると便利です
あとは作業を進めながら必要な道具を追加していこうと思っています。
野菜作りの準備② 土壌酸度(pH)の調整をする
野菜を作る上で最初に必要なことは畑の土を野菜作りに適した状態にすることです。
そのためにはまず土が酸性なのかアルカリ性なのかを示す土壌酸度(単位はpH)を測り、適正な土壌酸度にする必要があります。
ちなみに本を読むまで土に酸性、アルカリ性があるなんて全く知りませんでした…。土を耕して植えればいいのかなぐらいに考えてました。
日本は雨が多いため、土からマグネシウム(苦土)やカルシウム(石灰)などが流れやすく土が酸性に傾きやすくなるそうなんですね。
土の酸度は土壌酸度計というもので測ります(他にもpH測定キットでも測れますよ)
ちなみにこの酸度計は3000円ほどしました。安いのもあったのですが、僕は見た目がカッコいいなと思い買ってしまいました…初心者です。
土壌酸度はpHで表示されpH7.0が中性、7.0以下が酸性、7.0以上がアルカリ性となります。
ほとんどの野菜は6.0から6.5の弱酸性の土で育つため、土壌酸度計で土壌酸度を測りpH調整します。
土壌酸度の調整には苦土石灰を使います。苦土石灰を使うことでアルカリ分の多い石灰で酸度調整しマグネシウム(苦土)も補給できます。
石灰には粉タイプと粒タイプがあり粒タイプの方が風で飛びにくいので僕は粒タイプにしようと思っています。
野菜作りの準備③ 堆肥で土をフカフカにする
土壌酸度を調整したら、次は土の状態を確認しないといけません。
土には単粒構造と団粒構造の2種類があります。
野菜作りによいフカフカの土は団粒構造の土なので、土の状態をみて調整します。
フカフカの土にする=土の団粒化には土の微生物を増やす必要があるので、微生物の栄養となる堆肥や腐葉土などの有機物を入れます。
土をフカフカにするには堆肥を使います。
堆肥は有機物を発酵させたもので、動物性堆肥、バーク堆肥、腐葉土などがあります。
野菜の栽培には動物性堆肥が向くそうなので、動物性堆肥の完熟牛フン堆肥を使う予定です。
この堆肥を混ぜることで土がフカフカになるんですね。
今時期ホームセンターに行くと、上のような堆肥や培養土など大量に外に並んでいます。
完熟牛フン堆肥でも何種類かありました。正直どれを選んでいいかわかりません……。
まずは使ってみて試してみようと考えています。
野菜作りの準備④ 土に肥料を入れる
苦土石灰で土壌酸度の調整、堆肥で土をフカフカにできたら野菜を育てるための栄養になる肥料を土に入れます。
肥料には無機物を原料にした「化成肥料」と有機物由来の「有機質肥料」があります。
初心者の僕は、化成肥料を使おうと思っています。
野菜が育つには(N)チッ素、(P)リン酸、(K)カリの3種が必要ですが、化成肥料にはN-P-K=8-8-8のように、3つの要素が同じ割合で入っていて使いやすそうですね。
堆肥や肥のまき方は育てる野菜によって栽培スペース全体にまく「全面施肥」と掘った溝にまく「溝施肥」の2つがあります。
まとめ
今回、野菜作りを勉強してみて野菜作りはまず土作りが大切だなと感じました。
ただ土を耕してタネをまいたり苗を植えればいいのではなく、土の酸度を調整し、土をフカフカにして、土に栄養となる肥料を与えることで、やっと野菜作りがスタートできるのだとわかりました。
これから実践して、また勉強しながら野菜作りしていきます。
今日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。